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「実家を片付けなければいけないけれど、どこから手をつけたらいいのかわからない」
「親が使っていた家具や食器、衣類が大量にあって、捨てるのも大変……」
「リサイクルショップに持っていけば処分できると思っていたのに、引き取ってもらえなかった」
50代になると、親の高齢化や施設への入居、相続などをきっかけに、実家の片付けを考える機会が増えてきます。
しかし、いざ始めてみると、想像以上に大変なのが実家の家仕舞いです。
長年暮らしてきた家には、家具や家電、衣類、食器、布団、書類、思い出の品など、たくさんの物が残っています。
しかも、仕事や自分の家庭のこともある50代にとって、何日も実家の片付けに通うのは簡単ではありません。
そこで大切なのが、最初から全部を自分で片付けようとしないことです。
この記事では、実家の家仕舞いを少しでもラクに進めるために、次の内容を紹介します。
- 家仕舞いに役立つ神アイテム10選
- リサイクルショップでは処分しきれない理由
- 自分で片付ける物と業者に任せる物の分け方
- 失敗しない片付け業者の選び方
- 家仕舞いの費用を抑えるコツ
- 50代が無理なく進めるための手順
これから実家を片付けようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
50代の実家の家仕舞いが想像以上に大変な理由

実家の家仕舞いは、単なる掃除や不用品処分とは違います。
家の中にある物を整理し、必要な物を残し、不要な物を適切に処分し、場合によっては家を売却したり、賃貸に出したりするところまで考える必要があります。
1.物が多すぎて、どこから始めればいいかわからない
長年暮らしてきた実家には、普段使っている物だけでなく、何年も使っていない物がたくさん残っています。
例えば、次のような物です。
- 押し入れいっぱいの布団
- 大量の衣類やバッグ
- 食器棚に何十年も眠っている食器
- 大型のタンスや食器棚
- 古いテレビや冷蔵庫
- 使っていない健康器具
- 物置にしまったままの工具や園芸用品
- アルバムや手紙、記念品
ひとつずつ確認していると、なかなか作業が進みません。
特に、思い出の品を見つけるたびに手が止まってしまうこともあります。
まずは家全体を一気に片付けようとせず、玄関、洗面所、納戸など、小さな場所から始めるのがおすすめです。
2.リサイクルショップで全部処分できると思ってしまう
実家の片付けで、意外と困るのが不用品の処分先です。
「まだ使えるから売れるかもしれない」と思っていても、実際には買取を断られることがあります。
リサイクルショップでは、再販売できるかどうかが重要です。
そのため、古い家具や大量の食器、使用感のある衣類などは、状態が悪くなくても買取対象にならない場合があります。
リサイクルショップは、家の中の不用品をすべて引き取ってくれる場所ではありません。
最初から売却だけを当てにしていると、片付けが途中で止まってしまう可能性があります。
3.大型家具や重い荷物を運び出せない
50代になってからの実家の片付けでは、体力的な負担も無視できません。
特に大変なのが、大型タンス、ベッド、ソファ、冷蔵庫、洗濯機などです。
階段のある家や、玄関までの通路が狭い家では、運び出すだけでも苦労します。
無理に持ち上げると、腰や膝を痛めたり、壁や床を傷つけたりすることもあります。
重い物や大きな物は、最初から専門業者への依頼も検討しましょう。
4.親の思い出が詰まっていて、簡単には捨てられない
実家の片付けは、物を処分するだけの作業ではありません。
親が大切にしていた物や、自分が子どもの頃に使っていた物を手にすると、懐かしい気持ちになることもあります。
「これは捨ててもいいのだろうか」
「親にとって大切な物だったのではないか」
そう考えて、作業が進まなくなることもあるでしょう。
大切なのは、すべてをすぐに捨てる必要はないということです。
迷う物は保留箱に入れ、写真に残すなどして、気持ちの整理をしながら進めていきましょう。
実家の家仕舞いをラクにする神アイテム10選
家仕舞いを効率よく進めるには、便利な道具を用意しておくことも大切です。
特別な機械を購入する必要はありません。仕分け、運搬、安全対策に役立つ物をそろえるだけでも、作業の負担を軽減できます。
1.厚手のゴミ袋・透明のゴミ袋
まず用意したいのが、厚手のゴミ袋です。
実家の片付けでは、衣類、紙類、細かな生活用品など、大量の物を仕分ける必要があります。
普通の薄い袋では破れてしまうこともあるため、丈夫なタイプを用意しておくと安心です。
透明または半透明の袋なら、中身を確認しやすくなります。
ただし、自治体によって指定袋や分別ルールが異なるため、地域のルールに合わせて使い分けましょう。
おすすめの使い方
- 可燃ごみ
- 不燃ごみ
- 資源ごみ
- 処分方法を確認する物
袋の外側に中身を書いておくと、あとから仕分け直す手間も減らせます。
2.養生テープ・マスキングテープ
意外と便利なのが、養生テープやマスキングテープです。
段ボールや収納ケースに貼り、何が入っているのかを記入しておきます。
例えば、次のように分類するとわかりやすくなります。
- 残す
- 処分する
- 買取査定に出す
- 家族に確認する
- 重要書類
床や家具に直接貼る場合は、跡が残らないか事前に確認してください。
3.段ボール箱・折りたたみコンテナ
細かい物を仕分けるなら、段ボール箱や折りたたみコンテナが役立ちます。
特におすすめなのが、持ち運びやすい小さめの箱です。
本や食器を大きな箱いっぱいに詰めると、重くなりすぎて運べなくなります。
重い物は小さな箱、衣類や軽い物は大きめの箱に入れると、作業しやすくなります。
残す物は、実家から自宅へ持ち帰る物と、保管しておく物に分けておきましょう。
4.軍手・作業用手袋
古い家の片付けでは、思わぬけがをすることがあります。
割れた食器、木片、さびた金属、ほこりのたまった収納などに触れることもあるため、作業用手袋を用意しましょう。
滑り止め付きの手袋なら、荷物を持つときにも便利です。
ただし、鋭利な物や重量物を扱う場合は、手袋だけで安全を確保できるわけではありません。
危険な物は無理に触らず、専門業者に相談してください。
5.防じんマスク・保護メガネ
長年使っていない押し入れや納戸には、ほこりがたまっていることがあります。
掃除の際には、防じんマスクや保護メガネを用意すると安心です。
カビが広がっている場所や、強いにおいがする場所は、無理に自分で片付けないようにしましょう。
換気を行い、状況によっては専門業者に相談することも大切です。
6.大型のキャスター付き台車
家仕舞いで特に役立つのが、キャスター付きの台車です。
段ボールや収納ケースなどをまとめて移動できるため、何度も往復する手間を減らせます。
ただし、台車で運べるのは、安定して載せられる荷物が中心です。
階段や段差のある場所、大型家具の運搬には向いていない場合があります。
無理に荷物を積み上げず、安全に運べる量に抑えましょう。
7.中身が見える収納ケース
残しておく物の整理には、透明の収納ケースが便利です。
実家から持ち帰る思い出の品、アルバム、書類、季節用品などをまとめて保管できます。
ただし、片付けの初期段階から収納用品を大量に買うのはおすすめしません。
先に物を減らし、残す物の量が決まってから必要なケースを購入しましょう。
8.ラベルライター・油性ペン
家族で片付ける場合は、何をどこに保管したのか、誰に渡す物なのかを明確にすることが大切です。
ラベルライターがあれば、箱や収納ケースにわかりやすいラベルを貼れます。
油性ペンでも十分ですが、箱が多くなる場合はラベルライターがあると便利です。
特に、重要書類や形見の品は、処分品と混ざらないように管理しましょう。
9.スマートフォン・充電器
家仕舞いでは、スマートフォンも重要なアイテムです。
処分前の家具や部屋の状態を撮影しておけば、あとから確認できます。
また、家族に相談したい物を撮影して共有したり、業者に見積もりを依頼する際に写真を送ったりすることもできます。
撮影しておきたい物の例は、次のとおりです。
- 大型家具や家電
- 部屋全体の様子
- 買取査定を依頼したい品物
- 残しておく書類や思い出の品
- 片付け前後の状態
スマートフォンの充電切れを防ぐため、充電器やモバイルバッテリーも準備しておくと安心です。
10.家仕舞い専用のチェックリスト・ノート
最後におすすめしたいのが、家仕舞い専用のノートやチェックリストです。
実家の片付けは、一度に終わるとは限りません。
作業を進めるうちに、処分方法を確認する物や、家族と相談することが増えていきます。
そのため、気づいたことを記録しておくと便利です。
例えば、次の項目を書き込んでおきましょう。
- 片付けた場所
- 残した物
- 処分する物
- 業者に見積もりを依頼した日
- 処分費用
- 家族に確認すること
- 次回の作業予定
スマートフォンのメモアプリでも構いません。
一番大切なのは、頭の中だけで管理しないことです。
記録を残しておけば、何度も同じ場所を確認する手間を減らせます。
リサイクルショップでは実家の不用品をほとんど処分できない?
実家の片付けを始めると、多くの人が考えるのがリサイクルショップの利用です。
「まだ使える物が多いから、売れば片付くのでは?」
そう期待する気持ちはよくわかります。
しかし、実際には、リサイクルショップだけで家の中の物をすべて処分するのは難しい場合があります。
リサイクルショップで買取を断られやすい物
店舗や品物の状態によって異なりますが、次のような物は買取が難しいことがあります。
| 品目 | 買取が難しくなる主な理由 |
|---|---|
| 古い大型タンス | 需要や搬出・保管コストの問題 |
| 使用感の強い家具 | 傷、汚れ、においなど |
| 古い食器類 | 需要が限られる、セットがそろわない |
| ノーブランドの衣類 | 中古市場での需要が低い |
| 古い布団・寝具 | 衛生面や再販売の基準 |
| 古い家電 | 年式、動作、再販売基準の問題 |
| 大量の生活雑貨 | 仕分けや査定の手間に対して需要が少ない |
| 使用済みの生活用品 | 衛生面や店舗の取扱基準 |
もちろん、ブランド品、骨董品、状態のよい家具や家電などは、買取対象になる可能性があります。
一方で、古いからといって価値がないとは限りません。作家物の陶磁器、古い時計、カメラ、楽器、貴金属などは、専門店のほうが適切に査定できる場合もあります。
買取価格がつかなくても、処分費用がかかることがある
リサイクルショップに持ち込んだ結果、買取対象外となり、結局持ち帰ることになるケースもあります。
大型家具や家電の場合、運搬するだけでも大変です。
そのため、実家の家仕舞いでは、最初から次の3つに分けて考えると効率的です。
① 売る物
比較的新しい家電、ブランド品、貴金属、状態のよい家具など。
② 譲る・再利用する物
家族や知人が使える物、地域の譲渡制度などを利用できる物。
③ 処分する物
破損した物、需要の少ない物、衛生面で再利用が難しい物など。
環境省も、まだ十分に使える製品は信頼できるリユースショップを活用し、廃棄物は適切な方法で処分することを案内しています。
参考:環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」
リサイクルショップに持ち込む前に確認したいこと
大量の物を運ぶ前に、電話やウェブサイトで次の点を確認しましょう。
- 買取対象の品目
- 製造年式や状態の条件
- 出張買取に対応しているか
- 大型家具の搬出が可能か
- 買取できなかった品物の扱い
- 査定料や出張料の有無
持ち込み前に確認するだけでも、無駄な往復を減らせます。
なお、買取と不用品の処分は別のサービスです。
買取を行う業者が、売れない物まで処分してくれるとは限りません。
実家の家仕舞いはどの業者に頼むべき?
自分たちだけでは難しい場合は、専門業者を利用する方法もあります。
ただし、業者によって得意な作業やサービス内容が異なるため、何を任せたいのかを明確にしてから探すことが大切です。
1.不用品回収・片付け業者
家具や家電、生活用品など、家の中に残った物をまとめて整理したい場合に検討したい業者です。
搬出作業まで任せられるサービスもあります。
ただし、家庭から出る廃棄物の収集・運搬には、原則として市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可、または市区町村からの委託が必要です。
依頼先がどのような許可や委託のもとで廃棄物を扱うのか、必ず確認しましょう。
2.遺品整理業者
親が亡くなった後の家財整理や、形見分けを含む片付けを相談したい場合に向いています。
遺品整理を扱う業者の中には、仕分け、貴重品の捜索、搬出、清掃などをまとめて依頼できるところもあります。
ただし、サービス内容は会社によって異なります。
遺品整理の資格や認定があることだけで、廃棄物処理に必要な許可まで備えているとは限らない点に注意しましょう。
3.生前整理・実家片付け専門業者
親が元気なうちに物を減らしたい場合や、施設への入居に伴って家を整理したい場合は、生前整理や実家片付けを専門に扱う業者も候補になります。
本人や家族と相談しながら、残す物、譲る物、処分する物を分けていくサービスなどがあります。
親の意思を確認しながら進めたい場合に検討しやすい方法です。
4.買取専門業者
貴金属、ブランド品、骨董品、時計、カメラなど、価値がありそうな物は、買取専門業者に査定してもらう方法もあります。
不用品回収業者にすべてまとめて依頼する前に、価値のある品物を別に査定しておくと、納得して整理しやすくなります。
ただし、査定額だけでなく、手数料や出張費なども確認しましょう。
5.自治体の粗大ごみ・廃棄物処理窓口
費用を抑えたい場合は、自治体の粗大ごみ収集や持ち込み処分を利用する方法もあります。
ただし、大量の家具を一度に処分できるとは限らず、収集日や持ち込み条件も自治体によって異なります。
また、テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、家電リサイクル法に基づく処分が必要です。
自治体のウェブサイトで、品目ごとの処分方法を確認しておきましょう。
失敗しない家仕舞い業者の選び方7つ
業者選びで失敗すると、想定外の費用がかかったり、片付けが終わらなかったりすることがあります。
次の7つを確認しておきましょう。
1.見積もりの内訳が明確か
見積もりでは、作業費、搬出費、車両費、処分費、清掃費などの内訳を確認します。
「一式」とだけ書かれている場合は、どこまで含まれているのかを尋ねましょう。
2.追加料金の条件が明確か
作業当日に追加料金が発生する条件を確認しておくことも重要です。
例えば、次のようなケースです。
- 荷物が見積もり時より多かった
- 階段作業が必要だった
- 大型家具の解体が必要になった
- 予定外の清掃が必要になった
追加料金が発生する場合は、作業前に説明してもらうようにしましょう。
3.家庭ごみを適切に処分できるか
家庭から出る廃棄物の収集・運搬には、自治体の許可や委託など、法令上の条件があります。
不用品回収業者を選ぶ際は、一般廃棄物の処理をどのような方法で行うのか確認してください。
「産業廃棄物の許可があるから家庭ごみも回収できる」とは限りません。
4.複数社から見積もりを取れるか
できれば2〜3社から見積もりを取り、料金や作業内容を比較しましょう。
ただし、安い業者が必ずしも最適とは限りません。
料金に含まれる作業、処分方法、追加料金の条件まで確認して判断することが大切です。
5.買取サービスの内容が明確か
片付けと買取をまとめて依頼したい場合は、買取額が作業費からどのように差し引かれるのか確認しましょう。
買取対象外の物についても、処分費用が別途かかるのかを事前に確認しておくと安心です。
6.作業前に残す物を確認してくれるか
実家には、通帳、印鑑、保険証券、権利関係の書類、写真、貴金属など、大切な物が残っている可能性があります。
作業前に残す物を伝え、貴重品や書類をどのように扱うのか確認しましょう。
7.契約内容を書面で確認できるか
作業範囲、料金、支払い条件、キャンセル料、追加料金の条件などは、契約書や見積書で確認しておきましょう。
不用品回収サービスについては、広告で見た金額と実際の請求額が異なるなどのトラブルが報告されています。
実家の家仕舞いにかかる費用を抑える5つのコツ
家仕舞いの費用は、家の広さ、物の量、搬出条件、処分品の種類などによって大きく変わります。
そのため、インターネット上の料金表だけで総額を判断するのは難しいものです。
費用を抑えたい場合は、次の方法を検討しましょう。
1.自分でできる小さな片付けを先に済ませる
衣類や書類など、自分で分別できる物を先に整理しておけば、業者に依頼する作業量を減らせる可能性があります。
ただし、無理にすべてを自分で片付ける必要はありません。
重い物や危険な物は業者に任せましょう。
2.自治体のごみ収集を活用する
自治体で回収できる物は、指定された方法で処分することで、費用を抑えられる場合があります。
粗大ごみの収集料金や持ち込み条件を調べ、業者に依頼する物と分けて考えましょう。
3.価値のある物を先に査定する
貴金属、ブランド品、骨董品、比較的新しい家電などは、片付け業者にまとめて処分を依頼する前に査定を受ける方法があります。
ただし、査定額が必ずつくわけではありません。
4.作業範囲を明確にする
「家の中をすべて片付ける」のか、「大型家具だけを搬出してもらう」のかによって、必要な作業は変わります。
自分でできる部分と、専門業者に任せる部分を分けて見積もりを依頼しましょう。
5.早めに計画を立てる
退去期限や家の売却予定が迫っていると、急いで業者を手配しなければならなくなります。
時間に余裕があれば、複数社を比較したり、自治体の収集日を利用したりしやすくなります。
50代から始める実家の家仕舞い!おすすめの進め方
実家の片付けをスムーズに進めるには、順番が大切です。
STEP1.家族で目的と期限を確認する
最初に、なぜ家仕舞いをするのかを確認しましょう。
例えば、次のような目的があります。
- 親が施設に入居するため
- 空き家になるため
- 家を売却するため
- 相続に備えるため
- 安全に暮らせるようにするため
目的によって、残す物や片付けの期限が変わります。
STEP2.重要書類や貴重品を確保する
最初に確認したいのは、重要書類や貴重品です。
通帳、印鑑、保険証券、不動産関係の書類、契約書、年金関係の書類、貴金属などを探しておきましょう。
相続や不動産売却の予定がある場合は、必要な書類を確認してから処分を進めることが大切です。
STEP3.小さな場所から片付ける
最初から大きな部屋や納戸に取りかかると、作業量の多さに疲れてしまうことがあります。
まずは玄関、洗面所、キッチンの引き出しなど、短時間で終わる場所から始めましょう。
STEP4.残す物・売る物・処分する物に分ける
物を見つけたら、その場で分類していきます。
判断に迷った物は、無理に処分せず、保留にして構いません。
ただし、保留箱が増えすぎると片付けが進まなくなるため、後日確認する日を決めておきましょう。
STEP5.処分方法を決める
自治体のごみ収集、粗大ごみ、リユースショップ、買取専門店、片付け業者など、品目に合わせて処分方法を決めます。
大型家具や家電が多い場合は、先に業者へ相談し、処分方法と費用を確認しておくと計画を立てやすくなります。
STEP6.必要に応じて専門業者に依頼する
自分たちでできる作業を進めても、家全体の片付けには時間がかかります。
仕事や家庭の予定を考え、必要な部分は専門業者に任せましょう。
STEP7.片付け後の家の管理方法を考える
片付けが終わったら、それで家仕舞いが完了するとは限りません。
空き家として維持するのか、売却するのか、賃貸にするのかなど、今後の方針も検討しましょう。
空き家になる場合は、定期的な換気や点検、防犯対策、庭木の管理なども必要になります。
家仕舞いで捨ててはいけない物・確認してから処分したい物
片付けを急いでいると、必要な書類や大切な品物まで処分してしまうことがあります。
次の物は、必ず確認してから処分しましょう。
| 品目 | 確認したいこと |
|---|---|
| 通帳・印鑑 | 金融機関や家族への確認 |
| 保険証券 | 契約内容や保険金請求の可能性 |
| 不動産関係の書類 | 所有関係や売却予定 |
| 契約書・税金関係の書類 | 保管の必要性 |
| 貴金属・骨董品 | 価値の確認 |
| 写真・手紙 | 家族に残すか相談 |
| パソコン・スマートフォン | データの確認と安全な消去 |
| 薬・医療用品 | 自治体や薬局などの案内に沿った処分 |
特に、相続に関係する書類や財産については、家族間で確認してから整理することが大切です。
実家の家仕舞いでよくある質問
Q.実家の片付けは何から始めればいいですか?
まずは家族で目的と期限を確認し、重要書類や貴重品を確保しましょう。
その後、玄関や洗面所など、小さな場所から片付けるのがおすすめです。
Q.リサイクルショップに持ち込めば、ほとんどの物を処分できますか?
いいえ。リサイクルショップは、再販売できる物を中心に買い取るため、すべての物を引き取ってもらえるとは限りません。
大型家具や古い家電、使用感のある生活用品などは、買取対象外になる場合があります。
持ち込む前に、買取対象や出張買取の条件を確認しましょう。
Q.家仕舞いは自分で行うべきですか?業者に頼むべきですか?
少量の衣類や書類などは自分で整理し、大型家具や大量の不用品は業者に任せる方法があります。
費用だけでなく、作業にかかる時間や体力も考えて判断しましょう。
Q.不用品回収業者はどこを確認すればいいですか?
見積もりの内訳、追加料金、家庭ごみの適切な処分方法、作業範囲、契約条件を確認しましょう。
「無料回収」や極端に安い料金をうたう広告だけで判断せず、複数社を比較することが大切です。
Q.家仕舞いにはどれくらいの期間がかかりますか?
家の広さ、物の量、家族の人数、作業できる日数によって異なります。
少しずつ整理する場合は長期間かかることもあります。売却や退去などの期限がある場合は、早めに作業計画を立てましょう。
まとめ|50代の実家の家仕舞いは、便利な道具と業者選びで負担を減らそう
50代の実家の家仕舞いは、時間も体力も必要な大仕事です。
親の思い出が詰まった物を整理するのは、気持ちの面でも簡単ではありません。
だからこそ、最初からすべてを自分で片付けようとせず、便利なアイテムや専門業者を上手に活用しましょう。
この記事で紹介したポイントを振り返ります。
- ゴミ袋や段ボール、手袋などの道具を準備する
- リサイクルショップで全部処分できるとは考えない
- 売る物・譲る物・処分する物に分ける
- 大型家具や大量の不用品は業者への依頼を検討する
- 家庭ごみの処分に必要な許可や委託を確認する
- 見積もりは複数社で比較する
- 重要書類や貴重品は処分前に確保する
実家の片付けは、一日で終わらせる必要はありません。
まずは引き出しひとつ、棚ひとつから始めてみましょう。
無理なく少しずつ進めることが、家仕舞いをスムーズに終えるための第一歩です。


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