
ゴキブリが出るNG行為5選!知らずにやってる?この夏見直したい習慣
連日30℃を超える日が続き、本格的な夏の訪れを感じる2025年7月。冷たいアイスや冷房の効いた部屋が恋しくなるこの季節ですが、同じように“快適な場所”を求めてやってくるのが、そう――ゴキブリです。
高温多湿を好む彼らにとって、今の時期はまさにベストシーズン。外だけでなく、私たちの家の中にもひょっこり現れては、不快な驚きを与えてきます。
「できることなら絶対に遭遇したくない!」というのが、多くの人の本音ではないでしょうか。でも実は、ゴキブリを招いてしまっている原因が、私たちのごく日常的な行動の中に潜んでいることをご存じですか?
今回は、気づかないうちにやってしまっている **「ゴキブリが出るNG行為」**を5つご紹介。思い当たることがないか、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
1. タマネギを常温で放置している
炒め物、カレー、サラダ……どんな料理にも大活躍のタマネギ。常温で保存する人も多いと思いますが、これが**ゴキブリにとって魅力的な「香りのごちそう」**であることをご存じですか?
タマネギから漂う独特の香りは、実はゴキブリを引き寄せる原因のひとつ。特に、皮がむけていたり、切れ目が入っていたりすると、匂いが強くなって彼らのセンサーを刺激します。
**対策としては、ビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存するのがベスト。**湿気がたまりにくく、ゴキブリの接近を防ぐ効果も期待できます。
2. 炊飯器のフタを洗っていない
毎日のように使う炊飯器。内釜は洗うけれど、「フタまでしっかり洗っている」という人は案外少ないのではないでしょうか?
実は炊飯器のフタ(特に内側のパーツ)は、**高温で湿度が高い状態が保たれやすく、ゴキブリにとっては快適な“隠れ家”**のようなもの。わずかに残ったごはん粒や蒸気によって、餌や水分の供給源になってしまうことも。
さらに恐ろしいのは、フタの隙間にゴキブリが卵を産みつけるケースもあるということ。想像するだけでゾッとしますよね。
**対策はシンプル。毎回使用後に、フタや蒸気口も含めて丁寧に洗うこと。**パーツが外せるタイプなら、分解して乾燥させるのもおすすめです。
3. ダンボールを室内に放置している
ネット通販やフードデリバリーが当たり前になった今、段ボール箱が家の中にあふれがちですよね。つい「あとで片付けよう」と玄関やリビングの片隅に積み上げていませんか?
実はこの段ボール、ゴキブリにとって最高の隠れ場所であり、さらには餌にもなりうる素材です。紙を食べる性質を持つゴキブリにとっては、居心地の良い巣そのもの。
しかも、一度中に入られると見つけるのが難しく、中で卵を産まれるリスクも。
**対策は「すぐに処分する」こと。**リサイクルのために保管しておく場合も、屋外や物置など、なるべく室内ではない場所に保管するようにしましょう。
4. 空き缶・ペットボトルをすすがずに放置している
「ちょっとだけ置いておくつもりだった」が招く悲劇、それが空き缶やペットボトルのすすぎ忘れ。
特に注意したいのが、ビールやジュースなど糖分の多い飲み物。ゴキブリは糖分に目がなく、ビールに含まれる麦芽糖の香りには特に敏感。放置された缶の中は、彼らにとって絶好の餌場になってしまいます。
**対策は明確。飲み終わったら必ず水ですすいでから捨てること。**乾燥させるとさらに効果的です。家族が多い家庭や、パーティーの翌日などは特に注意しましょう。
5. 毒餌剤(ベイト剤)を放置している
ゴキブリ対策の王道ともいえる毒餌剤。設置していると安心感がありますよね。しかし、使用期限があることをご存じでしたか?
毒餌剤は時間が経つと有効成分が劣化し、**効果が薄れるどころか、ただの“エサ”と化してしまうことも。**期限が切れてしまった毒餌剤は逆効果になる可能性すらあります。
**対策は「定期的に交換する」こと。**多くの商品には使用期限が記載されていますので、購入した日をメモしておくと安心。少なくとも半年に一度は見直すようにしましょう。
まとめ:まずは「やらないこと」を意識して、快適な夏を!
いかがでしたか?
「そんなことでゴキブリが出るなんて…!」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
でも実際、ゴキブリの侵入や繁殖は、ちょっとした油断や習慣の積み重ねによって引き起こされることがほとんどです。
今回ご紹介した5つのNG行為は、どれもすぐに改善できることばかり。
まずは今日から一つでも見直してみることが、清潔で安心できる夏への第一歩です。
**「ゴキブリを見ない夏」**を目指して、身の回りをもう一度チェックしてみませんか?
小さな習慣の見直しが、大きな快適さにつながりますよ。